藩境のまち保存会は地元有志の方々のお力で成り立っています!
平成12(2000)年
地元有志で構成された実行委員会により、小保・榎津を舞台にしたイベント「肥後街道宿場を歩く」が始まりました。約10年間イベントを継続開催する中で、地区の歴史的建造物が消滅していく現実に危機感が生まれ、町並み保存の機運が高まりました。
平成21(2009)年11月
歴史ある小保・榎津の町並みを後世に継承することを目的として任意団体「藩境のまちづくりを考える会」が発足し、同時に町の将来像を描いた「藩境のまちづくり宣言」を
採択しました。
平成23(2011)年10月
まちづくりの方向性を定めた「藩境のまちづくり構想」を策定、構想実現のため3つの活動班を構成し、まちづくりの実践が始まりました。
平成26(2014) 年
小保・榎津地区260世帯の住民の皆様と本会の間で町並み形成ルールを定めた「藩境まちづくり協定」を締結し、国土交通省の街並み環境整備事業の導入が実現しました。
平成28(2016)年4月
今後まちづくり団体として事業を円滑に進め、より社会への貢献度を高めるため、法人化し、特定非営利法人「小保・榎津藩境のまち保存会」として新たなスタートを切りました。
まちの将来像
このまちは
一、旧い家並みと彩りあふれる伝統のまち
一、歴史が薫る 柳河・久留米 藩境のまち
一、職人の暮らし息づく木工発祥のまち
藩境のまちづくりの方向性を定めたもの
(1)小保・榎津の町並みの特徴や魅力を伝えます
(2)旧吉原家住宅や緒方家住宅をはじめとする伝統的建造物群を公開・活用します
(3)大川市の基幹産業である木工業発祥の地というアイデンティティを確立します
(4)町並みを楽しく散策できる環境づくりに取り組みます
(5)歴史的遺産を構成する伝統的建造物・環境物件等を保存・継承します
(6)町並みの価値を維持する取組に協力します